入れ歯
入れ歯について
入れ歯とは、患者様自身で取り外しして頂く装置のことです。
一言に入れ歯と言っても、さまざまな種類があります。
歯がすべてなくなったときは「総入れ歯」、歯が部分的に無くなり、その部分だけ補うときは「部分入れ歯」です。
それだけでなく、入れ歯に使う材料や素材によってもいくつかの種類に分けられます。
材料や素材によって保険が適応できるものと保険の適応外のものがあります。
どちらも取り外し可能です。
入れ歯治療の大まかな流れ
①お口の中の型取り
既製トレーで柔らかい材料を使用して、お口の中の型取りをします。
必要であれば、型取りは2回行うこともあります。
②かみ合わせの決定
上顎と下顎の位置関係をチェックして、かみ合わせの目安を決めます。
③ 仮合わせ
人工の歯を並べた仮の入れ歯を使い、見た目やかみ合わせが問題ないか確認します。
歯の色やかみ合わせなど、気になるところがあれば調整します。
④ 入れ歯の完成
出来上がった入れ歯を口の中にはめてもらって、かみ合わせや入れ歯の大きさを微調整します。
ここでしっかり調整できていないと、治療後に不具合を生じます。
その後は、一定期間ごとに調整を繰り返します。
保険適応内の入れ歯の特徴・費用の目安
入れ歯は主に人工の歯、歯ぐき、固定金具の「バネ」の3つからできています。部分入れ歯から総入れ歯まで、基本的にどんな入れ歯でも保険で作ることが可能です。
部分入れ歯の場合は、「クラスプ」と呼ばれる金具(バネ)を、残っている歯の部分に巻き付けるように取り付けます。
針金のようなクラスプは一つの入れ歯にいくつかあり、入れ歯が浮き上がって外れないよう固定する役目があります。入れ歯にかかる費用は、部分入れ歯の場合、5,000~14,000円程度で総入れ歯の場合、10,000~15,000円程度です。(いずれも概算、3割負担での支払い金、個数1の場合。詳しくは当院までお問い合わせください。)
保険内の入れ歯は、審美性や耐久性よりもコスト重視。そのため様々な入れ歯の中でも最もシンプルです。また保険で入れ歯を作った場合、一度作ると6ヶ月経過しないと病院を変えたとしても、次の入れ歯の作り直しができないいわゆる「6ヶ月ルール」が存在します。
自費で作る保険外の入れ歯の特徴・メリット・デメリット
コスト重視の保険内入れ歯に対して、自費の入れ歯はコストよりも機能、審美性、耐久性を重視しています。
そのため様々な要求に応えることができますが、自費の入れ歯は値段に幅があるのも特徴です。
詳しくは、プライスリストをご覧下さい。
当医院おすすめの入れ歯
歯を失ってしまったあなたには、軽くて丈夫なチタン製の入れ歯をおすすめします。
歯が数本残っているあなたには、バネがなく違和感が少ないスマートデンチャーをおすすめします。
その他にもあなたのご要望に応じた保険外の入れ歯もございます。
詳しくは、プライスリストをご覧下さい。